本気で伝えるということ
私は、小学校から中学生まで
いじめを経験しています。
そんな私は、娘たちにずっと
伝えてきた言葉がありました。
『自分の立場になってごらん』
姉妹喧嘩して、思わず
言ってしまった言葉や
友達に分からずに言った言葉も。
少しでも私の耳に入ったら
言ってきた言葉でした。
しかし、子供は、
どこまで理解しているか
なかなか分からないもの。
私は、周りからそこまで言わなくてもと
言われたりもしましたが、
しつこくてもいい。
すぐに理解してくれなくてもいい。
いつか分かってくれる時はくると
思っていました。
すると先日、こんなことがありました。
家の近所の子達と
遊んでいたら
まだ小学校に入っていない子が
娘の友達に
『デブだね』
と言ったそうです。
最近、凄い仲良くなったその友達に
言っているのを
娘は見逃しませんでした。
『○○ちゃん、そういうこと言ったら
絶対ダメだよ!デブじゃないよ!
傷つくよ!ダメだよ!』
こう言ったそうです。
それを帰ってきた娘から聞いて、
自分の立場になって考えたのかなと
少し嬉しくなりました。
自分が大切にしている人を
相手が何歳であっても
正義を持って正した娘。
なかなか出来ない勇気です。
そして、伝え続けるって
育児だけではないと思います。
恋愛でもありますよね。
人に何度も伝えつづけることは
なかなか出来ず、疲れてしまい
諦めがちになります。
でも、本当に相手を想っていたら
何度も伝えたっていいんですよね。
相手に見返りも求めず、
想いを伝えて言った時に
必ず伝わる時がきます。
皆さんは今、誰を想像しましたか?
皆さんの大切な人に、
是非、想いを伝えてみてください。
真剣に伝えれば、諦めなければ
必ず伝わります。
咲澄
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